人は誰しも間違うことがある。でもそれは、彼の一面であって、すべてではない。西加奈子さんの新刊「きずもの」(小学館)の登場人物たちは、時間をかけて互いを知り、時にぶつかりながらも、生きていく。
実に骨太な小説だ。上下巻に分冊された二冊が、それぞれ四百頁(ページ)を超える大部ではあるが、頁を次々と捲(めく)って読んでしまう。常に読者の感情変化を意識した台詞(せりふ)回しなどの仕掛けが鏤(ちりば)められており、気がつけば作中の ...
寝ながらヘーゲル(斎藤幸平、NHK出版) 人間の性(佐藤優、幻冬舎) 戦争犯罪と闘う(赤根智子、文藝春秋) 戦略論入門(奥山真司、中央公論新社) ヒトとAI(岡野原大輔、岩波書店) 武器としての経営思考(岩尾俊兵、PHP研究所) ...
不要になったものを置き、代わりに気に入ったものを持ち帰る不思議な店を描いた絵本『Life(ライフ)』。作者のくすのきしげのりさんに、作品誕生の原点やタイトルに込めた思い、花の種を通じて描いた人と人とのつながり、絵を担当した松本春野さん ...
毎月発売される新作絵本。絵本の情報サイト「絵本ナビ」では3カ月に一度選書会議を行い、「NEXTプラチナブック」として編集長が自信を持っておすすめする作品をご案内しています。2026年8月選定、新定番として長く愛され続けていくであろう作品11冊。どんな ...
韓国の人びとは、なぜ声を上げ続けるのか。光州事件、民主化運動、そして2024年の非常戒厳。過去の痛みを忘れず、歴史を次世代へとつなぐ人びとの姿があります。真鍋祐子さんの新刊『韓国について知っておきたい30のこと』(平凡社)から、「はじ ...
各地のこだわりの書店を訪ねる連載「本屋は生きている」。今回は大阪府豊中市の「ページ薬局」へ。「薬局で本が買える」という驚きの発想から生まれたお店は、書店員経験ゼロの薬剤師が「街から本屋が消えていく」現実に抗うために作った場所です。調剤 ...
本サイトに掲載されるサービスを通じて書籍等を購入された場合、売上の一部が朝日新聞社に還元される事があります。 朝日新聞社の関連サイト ...
仕事の主力の道具で最古のものは、二〇一〇年(十六年前)に発売された携帯タイプライターで、その次に古いのは二〇一二年製(十四年前)の中古で買った白ロム(スマートフォン筐体〈きょうたい〉)だ。他に、二〇一九年(七年前)と二〇二三年(三年前)に買い換えた過 ...
田中相さんの同名漫画をドラマ化した「天狗の台所」のSeason3が、BS-TBSで毎週木曜夜11時から放送されています。自然豊かな里山を舞台に繰り広げられるのは、天狗の末裔である兄弟たちが紡ぐ、四季折々の食と丁寧な暮らしの物語。飯綱 ...
令和のホラーブームを支える人気作家・芦花公園さんの『終わった町の話をしよう』(双葉社)は、芦花公園さんの宗教観が反映された不条理でミステリアスなホラー小説です。クリスチャンでありながらホラー作家であることの意味など、芦花公園さんが深掘 ...
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
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